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【学芸員から転職】辞めたい人におすすめの転職先と注意点

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学芸員をしているけれど、もう辞めたい…。

できれば、異業種へ転職を考えたいという方もいるかもしれませんね。

でも、

学芸から転職できるのかな…

と不安な方も多いはず。

ここでは、学芸員からの転職で注意しておきたいことや、辞めたい人におすすめの転職先についてまとめてみました。

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学芸員を辞めたい!学芸員から転職していく人たちの理由は?

転職エージェントで10年以上にわたって、コンサルタントとして働いてきたのですが、学芸員から転職していく方も中にはいました。

まずは、学芸員を辞めたい方の理由についてみていきましょう。

給料が安い・昇給が見込めない

学芸員の平均年収は、300万円前後の方が多くそれほど高くはありません。

一般的な民間企業の平均年収よりも少なく、また、そこからの昇給もあまり見込めないということから、給料に不満を感じている方も少なくはありません。

働いている施設や運営団体によって変わってきますが、公立の博物館に勤めている学芸員であれば、公務員としての立場で働けるので、それ相応の給料ももらえているようです。

ですが、民間の施設になってくると、給料面で不満に感じてしまうという人が多いようです。

生活面で余裕がないと感じている方が多く、学芸員からの転職を考えている人が一番多いですね。

民間から公立の博物館で働きたいと思っても、公立の博物館の採用枠に空きが出ることはほとんどなく、出た場合であったも臨時であったりすることもあるため、やむなく学芸員からの転職を考えたいという方もいました。

博物館の民営化による影響

様々な事情から博物館が民営化されて業務委託という形で運営されるというケースも、全国的に見ても増えてきています。

そういった影響から学芸員として職務を続けることができなくなってしまったり、働き続けられたとしても、学芸員以外の事務職という形で働くことになったりということもあるようです。

今後もこうした民営化の流れは続いていくと考えられることから、学芸員の将来性を不安視する声も大きいですね。

そもそも研究ができない

学芸員として自分の興味を持っている分野の研究活動がしたかったという方も多いのですが、実際に就職してみたところ、博物館の企画・運営、保存作業、様々な事務処理などに追われてできないという方も多いですね。

そもそも、研究活動に対しての評価基準としてみなされないために、休日を使って自分の趣味的な活動として自腹を切って関係したプロジェクトに参加したり、研究をしているといった方もいるほどです。

そのため、研究を続けられないのであれば、そもそも趣味レベルと一緒なので、転職をしたいと考えに至ることもあるようです。

業務が忙しすぎる

働いている施設によっては、あまりにも業務が忙しく、保存作業や発掘作業、制作や手入れ…様々な業務をしながらも、来館者の案内や対応もしなければいけない為にかなり忙しいという職場もあるようです。

休みももともと少なくてプライベートが充実できないと感じる人もいるようですね。

あなた自身はどのような思いから辞めたいと感じているのでしょうか。

しっかりと辞めたい理由に向き合うことで、あなた自身がどのような働き方をしたいのかということがよく理解できることも多いので、忙しい中でもしっかりと辞めたい気持ちに向き合ってみてくださいね。

学芸員からの転職なら活かせるスキルを知っておこう!

学芸員から異業種へ転職をするのであれば、これまでの経験の中からアピールできることを知っておく必要があります。

では、具体的に学芸員として持っているスキルにはどのようなものがあるのでしょうか。

分かりやすく解説する能力がある

学芸員として来館者に展示物の説明をしたり、解説をしたりしてきたので、自然とコミュニケーション能力が養われています。

難しく専門的なことであっても、どのように伝えれば相手に伝わりやすいかといったことまで意識していたはずです。

転職をすれば、プレゼンや提案、会議など様々な場面でコミュニケーションは必要になりますから、どんな内容でも分かりやすく伝えられるという能力はアピールポイントにないますよ。

常に学んでいく努力ができる

学芸んとして自分の研究活動を続けてきたという人は多いでしょう。

異業種へ転職をすれば、その分野のことを一から勉強していかないといけないですし、場合によっては、常に新しい知識を吸収していくことが求められる場合もあります。

学芸員として探求することが好きで、新しいことを学ぶことに努力ができるということもアピールしていきたいところですね。

マルチタスクをチームでこなすことができる

学芸員の仕事は、他の職員と一緒にイベントを企画進行したり、外部の人とチームを組んで発掘調査を行ったりすることもある仕事です。

また、来館者の対応や案内をしたり、取材対応に追われたり、契約書の作成から保存管理をしたりと実に様々なことをマルチタスクをチームで協力しながら進める仕事です。

民間企業のように営利を追求した仕事ではないかもしれませんが、学芸んとしてマルチタスクを他の人と一緒にこなしてきたとういことは自信を持ってアピールしたいところです。

学芸員からの転職でおすすめの転職先は?

では、どのようなところで学芸員としての経験は評価されやすいのでしょうか。

ごく一部ではありますがどんなところがあるのか見ていきましょう。

MR

MRの仕事は、病院やクリニックの医師に対して、医薬品などを提案し使ってもらえるように営業をかけていく仕事です。

コミュニケーションを取って医師と距離を近づけていきながら、信頼をしてもらい契約に結びつけていきます。

入社の時点で医療の専門知識は必要とされてはおらず、入社後に研修を受けて勉強していくことになります。

学芸員として新しいことを探求していく力があるのであれば、MRとして薬剤や医学の知識をつけていくということもできるはずです。

MRの平均年収は、600万円以上あることから給料的にも大幅アップにつなげられる可能性も高いです。

教育業界の募集営業

スキルや資格などを取得するための社会人スクール、あるいは、高校生を相手にした全日制の専門学校などの募集営業の仕事もおすすめです。

好きなことをしたい、好きな仕事に就きたいと思っている方に対して、学ぶことの必要性を訴えて学びをスタートさせてもらうという営業職の仕事です。

学芸員として勉強することや研究することの面白さを知っているあなたなら、きっとうまく営業することができるはずです。

大学事務

募集が少なく非常に人気があるので、かなりの倍率たありハードルは高いですが、大学事務への転職もおすすめです。

配属される部署によりさまざまですが、大学の運営に必要な業務や生徒をサポートする業務など、学芸員として働いてきた経験もアピールできるところがあります。

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