リクナビNEXTとリクルートエージェントの違いって?
転職が初めてだったり、今までに転職サイトも転職エージェントも使ったことがない人にとっては、何が違うのかって気になるところですよね。
ここでは、転職エージェントで10年以上コンサルタントとして働いてきた経験から、リクナビNEXTとリクルートエージェントの違いと同時に利用する時の注意点についてまとめてみました。
リクナビNEXTとリクルートエージェントの違いとは?
リクナビNEXTとリクルートエージェントの違いについて見ていきましょう。
1人で転職活動をするか、サポートを受けるかの違い
リクナビNEXTは転職サイトになるので、転職サイトに登録をすることによってすぐに企業の求人が見ることができます。
気に入った企業の求人があれば、直接画面からエントリーシートを企業側に送ることができ、その後、連絡があれば、履歴書を郵送し書類選考が行われて面接へと繋がっていきます。
一通りのことを全て自分主導で進めていくのが転職サイトのリクナビNEXTになります。
一方、リクルートエージェントの場合には、コンサルタントと言って担当者があなたについて転職サポートをしてくれる支援がついています。
当然ながら、応募する企業を決めるのも面接を受けるのもあなた自身で、主導権もあなたにあるのですが、コンサルタントは履歴書・職務経歴書の添削をしてくれたり、個別企業に合わせて面接対策をしてくれたりサポートをしてくれます。
1人ではやりにくい給与交渉をあなたの代わりにしてくれたり、入社時期の調整をしてもらえたりと至れり尽くせりなので、転職自体をスムーズに進めていくことができるようになります。
それぞれ求人の入手経路が違っている
また、同じリクルートグループが運営しているサービスではあるのですが、リクナビNEXTとリクルートエージェントでは、事業部が異なっていて求人の入手経路も変わります。
そのため、同じ求人を扱っているというわけではないため、転職先の選択肢を広げるためにも併用することは欠かせません。
「公開求人のみ」か「公開求人+非公開求人」かの違い
また、リクナビNEXTの場合には、全ての求人が転職サイト上でチェックすることができるのですが、リクルートエージェントの場合には、公開求人されている求人だけではなく「非公開求人」もあります。
ネット上で誰もが閲覧できる求人だけではなく、登録して初めてコンサルタントから紹介してもらえる求人もあるため、普段は見かけあることのない大手企業の優良求人や高年収や管理職のポストの求人なんかもあるのが特徴です。
企業によっては、表に求人を出さずに、転職エージェントに依頼することによって、優秀な人材をエージェント経由で採用したいと考える企業も多いからです。
リクナビNEXTとリクルートエージェントを併用するべき理由
それぞれの違いを見てきましたが、転職活動を進めていく上では誰しも必ず併用するべきだと個人的には思っています。
異なる求人へのアプローチができるようになる
前述もしましたが、それぞれの求人の入手経路が異なるため、互いに違う求人を扱っています。
転職の選択肢をできるだけ広げていくためにも、多くの求人を目にすることは大切です。
特に、転職エージェントには、隠れた優良企業の求人や管理職ポストの求人などもあるため、登録してコンサルタントから紹介を受けなければ出会えない求人も多くなります。
その上で、自分がやってみたい仕事やここなら受けてみたい!と思える企業を絞り込んでいく方が、より一層、あなたが望む企業への転職ができるようになるはずです。
書類・面接対策をプロに徹底してもらえるから
リクルートエージェントを使うことで、コンサルタントが履歴書・職務経歴書の添削から面接対策までをしてくれます。
1人で転職活動をしていても、全ては自分の判断で進めていかなければいけませんが、コンサルタントという第三者の視点からアドバイスをもらえることによって、自分の間違いにも気づくことができます。
どうすれば、転職活動において企業から評価してもらえるような書類を作れるのか、どのように面接な中で伝えることで企業へのアピールができるのかということを教えてもらえますよ。
リクルートエージェントで面接対策をしてもらいつつも、リクナビNEXTの求人に応募することもできるので、一石二鳥になることは間違いありません。
費用もかからずどちらもいつでも退会できる
リクナビNEXTもリクルートエージェントも、あなた主導で進めていくものに変わりはありません。
登録をしてサポートを利用するのもしないのも、退会をするのも、いざ面接を受けて内定をもらった後で自体するのも全てはあなた次第です。
どちらのサービスも無料で利用できる上に一切費用もかかりませんし、いつでも退会・内定辞退もできるので深く考えずに利用できます。
リクナビNEXTとリクルートエージェントを同時利用するなら注意したいポイント
先にリクルートエージェントを利用しておく方がいい
リクナビNEXTとリクルートエージェントを同時に併用していくのであれば、先にリクルートエージェントに登録をしてコンサルタントとの面談を済ませておくことをおすすめします。
なぜなら、面談時に履歴書の添削もしてもらえるので、後々、転職サイトを使って転職活動を進めていく上でも参考になるからです。
プロに添削してもらった履歴書・職務経歴書を使って、リクナビNEXTでも応募していくことができるので、決定率を上げていくというためにも精度の高い履歴書・職務経歴書を持って選考に臨むことができるようになりますよ。
先に転職サイトを利用して、書類選考でたくさん落とされてしまった後にエージェントを使うと、後になって、こうしておけばよかった…と後悔してしまう人も少なくありませんから、なるべくリクルートエージェントを先に利用して面談を受けておくのがいいですね。
スケジュールはそれぞれで分けて考えていこう
転職活動で一気に複数の企業を受けていく場合には、スケジューリングが大変です。
リクルートエージェントを通して受けた企業と、転職サイトを使って受けている企業とで混乱しないように、自分で分かりやすく手帳などに書いておくといいかもしれません。
手帳にペンの色を変えてそれぞれ分かりやすくしておくといいですね。
基本的に転職エージェントでは、コンサルタントとやり取りをしながら次の選考へ臨むかどうかを決めていくことになりますから、どの企業がリクルートエージェントを通している企業なのか把握できるようにしておきましょう。
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独自レポートで企業の内部情報まで教えてもらえる!
コンサルタントが企業の内部情報について、徹底的に調べ上げているので独自に収集した生の情報レポートももらえます。残業時間や有給休暇、賞与実績など実際のところを教えてもらえるので、転職後のギャップも少なくなりますよ。