歯科衛生士として歯科医院の面接を受けたけれど、結果、不採用に…。
志望していた歯科医院の面接で落とされてしまうと、自分の何がいけなかったのか…と自分を責めたり落ち込んだりしてしまうこともありますよね。
確かに、歯科衛生士は人手不足で欲している歯科医院の数はたくさんあり、求人自体もかなり豊富にあります。
でも、年間休日や給料、通勤のアクセスのしやすさなどで総合的に評価の高く人気のある歯科医院ほど、一つの求人に複数の歯科衛生士が応募してくることがほとんどなので面接での対応が重要になってきます。
歯科医院によっては、受ければほぼ100%受かるようなところもあれば、合格率が60%というところもあるので注意が必要です。
そんな歯科医院での面接で落とされてしまったのは、もしかすると、事前の準備不足が原因といったことも考えられるので、今後も面接で落ち続けない為にも今ここでしっかりと落ちた原因を振り返って考えておきましょう。
歯科衛生士の面接で落ちた原因を掘り下げて考えてみよう!
面接での身だしなみや第一印象に問題はなかったかどうか
歯科医院での歯科衛生士の対応一つとっても、安心して患者を任せられる人材かどうか、歯科医院の顔となってくれる人材かどうかを面接で見られています。
特に、第一印象でその人の印象が8割決まってしまうといわれているほどなので、今一度次のようなことができていたかどうか見直しておきましょう。
面接中だけではなく、歯科医院に到着する前の段階から面接は始まっているものとして考えておくといいでしょう。
- 歯科医院に到着する前に、コートなどの羽織者は外で脱いで手にもって入室したかどうか
- 面接中の待ち時間の間にスマホをいじったりしていなかったかどうか
- 面接にふさわしいスーツを着用し、シワや汚れなどはなかったかどうか
- お辞儀をした時に髪の毛が顔にかからないようにまとめたり、止めていたりできていたかどうか
- 派手すぎないナチュラルメイクをしていたかどうか
- 面接中はまっすぐ姿勢を正して話を聞くことができていたかどうか
- 質問に対して的確にこたえられていたかどうか
- 緊張から髪の毛や顔をいじったりしていなかったかどうか etc
最低限のことにはなりますが、これらのことができていたかどうか今いちど見直しておくようにしましょう。
特に、面接中の待ち時間も歯科医院の受付の人にチェックされている可能性が十分あると考えておくといいでしょう。
退職理由でネガティブなことを伝えていなかったかどうか
転職時の面接では必ずといって聞かれるのが退職理由ですが、ここでネガティブなことを伝えてしまうとその時点でアウトになってしまう可能性が高いです。
- 人間関係が悪かった
- 院長と性格が合わなかった
- 給料が安かった
たとえ本当にこうした理由で退職に至っていた場合であっても、次の転職時の面接で伝えることではありません。
退職理由は必ずポジティブな内容に変換して伝えられるように、事前に何を言うか準備をしておく必要がありますよ。
求められるスキルから逆算して自己PRができていたかどうか
歯科衛生士には、患者のオーラルマネジメントのための技術はもちろんのこと、歯科医師や歯科助手などとうまく協調性を保ちながら仕事ができるかということも求められてきます。
過去の経験の中からスキル面でのアピールをしたり、協調性を持って周りの人と協力しながら仕事ができるということを自己PRの中に盛り込んでいるとベストです。
志望動機は明確なものになっていたかどうか
歯科医院もたくさんありますが、なぜその歯科医院をあなたが受けたいと思ったのか伝えられたでしょうか。
求人情報はもちろんのこと、歯科医院のホームページを読み込んだり、評判を調べたりしながらできる限りあなた自身にしか答えられないことをまとめて魅力に思ったことを伝えられていれることがベストです。
ただ単純に興味を持ったからではなく、他の面接者がいる中であなたの志望動機が際立つものになっていたかどうか考えてみましょう。
面接で落とされたけれど諦めきれない人へ
人気のある歯科医院であればあるほど、一度の募集に集まる衛生士の数は多くなります。
ただ、しっかりと面接準備をして臨んでいけば他に応募者がいても、あなたが選ばれる可能性がグンと高くなってきます。
周りの人のことは気にせずに、あなた自身に集中して上記のことを参考にしながらまた新たな面接へ挑んでいきましょう!