アパレルの店長として働いてきたが、もう辞めたい…。
転職エージェントで10年以上、コンサルタントとして働いていましたが、アパレルの店長職の仕事をしている方からの相談を受けることもよくありました。
アパレル業界は離職率が非常に高い職場でもあるため、人の入れ替わりは短期間でものすごく激しいものがあります。
特に、店長という職務にあたっている人は、数字と人、商品のすべてを管理していく立場なだけに、それだけ耐えがたい苦労があるようですね。
ただ、アパレルで店長として働いてきた経験は、必ずといって異業種への転職をした場合でも転職時に有利になることが多いので、異業種への転職を考えている人ならチャンスと捉えてもいいかもしれませんね。
ここでは、アパレルの店長から有利に転職しやすい転職先についてや、最高の職場に出会うために知っておきたいことなどをまとめてみました。
本気でアパレル店長を辞めてもいい…と考えている人は、今後の方向性を見つけるためにも目を通してみてくださいね。
目次
アパレルの店長を辞めていく人たちの理由って?
あなたも様々な理由から今の仕事を辞めたいと感じているかもしれませんが、アパレルの店長職を辞めていく人には次のようなものがありました。
- スタッフが入ってもすぐに辞めていくので、正直、人を教育していくことに疲れてしまった
- 本部からの売り上げノルマのプレッシャーが厳しく精神的にきつい
- 人手不足な状況で店長職の自分に負担が大きくのしかかっている
- 店舗運営においてすべての責任があるためストレスが大きい
- 商品管理やディスプレイ、販促やイベントの企画などやることが多すぎる
- 常に立ち仕事で体力的にもきつい
- シフト勤務で土日祝日に休みが取りにくい など
人によっては、本当に体力的にも精神的にもギリギリの状態で働いているといった人も少なくはなく、店長職の仕事から逃げ出すように辞めたいという人もいました。
まずはあなた自身が店長職をなぜ辞めたいのかという気持ちに向き合う機会を作ってみてくださいね。
後ほどお伝えしていきますが、この作業をしておくことで今後の方向性もある程度見定めていくことができますよ。
アパレル店長からの転職でおすすめの転職先と注意点
アパレル店長の仕事は、店舗の売り上げ管理、人の教育など様々なマルチタスクを同時並行でこなしていく仕事ということもあって、異業種への転職であっても評価されるポイントも大きいところがあります。
その中でも、こうした店長職の経験を評価してもらいやすい転職先としては次のようなところがあります。
- 全日制・社会人スクールの募集営業職
- ウェディングプランナー
- ドレスコーディネーター
- 美容外科の受付カウンセラー
- 旅行会社のカウンターセールス
- 人材コーディネーター など
販売職だけにとどまらずに、こうした提案型の営業職という仕事に切り替えて働くと転職の幅も広がります。
もちろん、事務職や企画職などへの転職ができないわけではありませんが、これまでの経験やスキルを活かして働ける職場の方が中途採用の転職時には即戦力が求められるので有利にはなりますよ。
とはいっても、異業種への転職ともなると即戦力が有利になってきます。
未経験分野への挑戦はできないことはありませんが、未経験であれば20代半ばくらいまでといった人材を希望する企業も少なくはないため注意したいところです。
異業種への転職を考えているのであれば、なるべく早く年齢的なことを考え転職を進めていくようにしましょう。
アパレルの店長から転職して最高の職場に出会うためのステップ
では、具体的にあなたがアパレルの店長から転職して、最高の職場に出会うためのステップを見ていきましょう。
アパレル店長の仕事からアピールできることを知っておく
これまでの店長の仕事の中で、あなた自身が面接の中でアピールできることには何があるでしょうか。
アパレルの店長から持っていると思われるスキル
- スタッフの育成ができて、適切な指導を行うことができる
- 店舗の売り上げ管理ができ、必要な施策を考えて実行に移すことができる
- チームとして他の人たちと協力をして仕事を進めていくことができる など
こうしたように、あなた自身にしか持っていないスキルには何があるのか把握しておくようにしましょう。
これを知っておくことで、転職活動においてあなたが戦える場所を見つけていくことができるようになりますよ。
やりたくない事を明確にして働き方を考えていく
人はやりたいことと言ってもすぐにはなかなか思いつかないものです。
実は、人はやりたいことを思い浮かべるよりも、やりたくないことや嫌なことから大切にしているものを見つけだす方が転職活動もうまくいくことが多いんです。
- 人をまとめたり指導していく仕事はしたくない
- シフト勤務の仕事はもうやりたくない
- ノルマのプレッシャーがある仕事はやりたくない
といったように、あなたが今の仕事をなぜ辞めたいのかという気持ちに向きあうことで、あなた自身が本当に望んでいる働き方というものが見えてくるはずです。
転職後にギャップを感じて辞めてしまわない為にも、あなた自身が大切にしていることに目を向けられるように、あなたの今の店長職を辞めたい気持ちにもう一度向き合ってみてくださいね。
あなた自身が闘える場所を絞り込んでいく
上記のステップから、
- あなた自身が闘いやすい場所
- 転職後に今と同じようなことで悩まない職場
を見つけていくことができます。
効率的にこうした職場を探していくのであれば、転職サイトやハローワークよりも転職エージェントのコンサルタント相談がおすすめです。
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