コールセンターから異業種への転職を考えている人もいるのではないでしょうか。
人材紹介会社で勤務してきましたが、コールセンターは離職率が高い仕事になだけに、コールセンターからの転職者の相談も多く受けてきました。
コールセンターから異業種へ転職をする場合、意外にも生かせる能力はたくさんあるのであなたが転職市場で勝てる分野を狙っていけば異業種への転職も十分可能です。
ここでは、コールセンターから異業種への転職をする場合に知っておきたいことや、オススメの転職先などをまとめています。
これから、コールセンターでの経験を最大限に活かして、次の転職につなげたいと思いがある人は読んでみて下さいね。
目次
コールセンターを辞めてしまう理由
コールセンターを辞めてしまう理由は、だいたいこの5つになりますが、あなたにも当てはまるものはあるでしょうか。
- モチベーションが続かない
- 商品サービスの知識のブラッシュアップが追いつかない
- 顧客からのクレームに耐えられない
- ノルマがキツイ
- 給料が安い
モチベーションが続かない
コールセンターの仕事には合う人・合わない人が半年もすれば出てきます。
半年くらいでコールセンターの仕事に慣れてしまったために、モチベーションがなかなか続かないという人も多いです。
商品知識が追い付かない
専門的な商品の問い合わせ対応などに応じているコールセンターでは、常に最新の商品やサービスのブラッシュアップが必要になる職場もあります。
あまりにも商品やサービスの事細かなことが多く、知識の研鑽を続けることが嫌になってしまうという人も多いですね。
クレーム対応が辛い
コールセンターである以上、クレーム対応が必要な場面はあるものです。
理解をしていたつもりでも、様々なクレーム処理に疲れてしまうという人は少なくありません。
ノルマが厳しい
こちらからアウトバウンドしてアポイントを取ったり、商品を受注したりするコールセンターでは、ノルマがきつくて辞めたいという人もいます。
ノルマが達成できないことで居心地が悪く感じたり、電話をすることに苦痛を覚えてしまう人まで様々です。
給料が安い
派遣やアルバイトとしては時給がいいのがコールセンターですが、正社員として働く分には給料は低め・・・。
そのため、転職をして給料をアップさせたいという人も多いですね。
コールセンターからの転職で活かせる経験・スキル
では、コールセンターからの転職をする場合にはどうすればいいのでしょうか。
異業種へ転職する場合には、あなたがコールセンターの経験をしてきた中ででできるようになったことを明確にしておく必要があります。
例えば
- どんな顧客であっても冷静な対応ができる能力がある
- 営業ノルマの達成のために電話をかけることに抵抗がない
- 顧客の質問に的確に瞬時に回答することができる
- クレームがあった時にどのように対応すれば相手が落ち着くのかが分かる など
コールセンターで働いていれば、知らず知らずのうちに身についているスキルがあるはずですから、それをもとに転職活動に臨むようにしましょう。
これができていることで、転職時の面接時の自己アピールにもつなげることができるので一石二鳥です。
コールセンターからのオススメの転職先

コールセンターでの経験は意外と活かせる場面も多く、転職先によっては重宝される人として受け入れてくれることもあります。
コールセンターでの経験をかってくれやすい仕事としては次のようなものがあります。
電話対応が必要な営業職
営業職の必須スキルでもある電話対応ができる人は、営業職に欲しい人材として求められることも多いです。
特に、顧客に電話をかけてアポイントを取る営業職の場合には、コールセンターでの経験が十分にいきてきます。
一般事務職
事務職もコールセンターでの経験が活かせる仕事です。
取引先との電話対応が必要な場合も多く、電話スキルがあれば電話対応を安心して任せられるというところがあるからです。
事務職も、長時間椅子に座って仕事をするデスクワークが中心になるので、転職後にもギャップを感じることなく働けるというのもありますね。
企画・マーケティング職
あなたがこれまでにコールセンターで携わってきた商品やサービスに関係のある企業の企画やマーケティング職も実は対象になります。
様々な顧客の悩みを知っている、特定の企業の悩みを知っているということは、転職先によってはそれだけで武器になることがあるからです。
様々な人の悩みを知っているからこそ商品企画やサービスに活かすことができるので、あなたの経験をかってもらえるような企業はどこか考えてみると、転職も決まりやすくなりますよ。
コールセンターからの転職は有利?30代以降の転職は注意
ただし、コールセンターからの転職は活かせることも多いので有利な部分も多いのですが、それは20代だけのはなしです。
30代以降の場合には、コールセンターのSV職の経験などのマネージメントスキルが求められてくるので、転職自体はやや難しくなりがちです。
30代以降で転職活動を進めていく場合には、転職先が求めている人材とあなたがマッチしているかどうかをもとに転職活動を進めていくようにしたいですね。
最後に
コールセンターから異業種への転職に不安があるという人は、転職エージェントを活用してコンサルタントに相談しながら進めてみてくださいね。
もう一度いいますが、転職はあなたが勝てる分野で戦っているかが肝心です。
あなたの経験が最大限に発揮できる企業はどこか一緒に考えてくれますよ。
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