ホテルの仕事は求人が多いから面接を受ければだいたい受かる!なんてことはありませんよね。
ホテル業界でもどうしても働きたい!という人に、面接の中であなたをよりアピールしてくれるのが逆質問です。
ただし、質問の内容によってはこの人は本当に常識がある人なのかな?と思われて、印象が逆に悪くなってしまうこともあるので注意が必要です。
ここでは、ホテル業界で働きたいという方だけのための逆質問についてまとめてみました。
転職エージェントで10年以上コンサルタントとして働いてきた経験からお伝えできることにはなるので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
これから受けるホテル業界の面接ですぐにでも取り入れて、内定まで勝ち取りに行きましょう!
ホテルの面接で逆質問が効果的な理由って?
ホテルの面接で逆質問が威力を発揮するのは、あなた自身がそれだけそのホテルに対して興味があり本当に働きたいという思いが相手に伝わるからです。
面接の中で、「質問はありますか?」と聞かれたのに、「特にありません。」などと消極的に答えてしまっていては、あなたのアピールする時間を逃してしまうことになるということです。
応募者が多い場合には、少しでもあなた自身の印象を面接官に残して、面接を締めくくりたいですよね。
逆質問をホテルに対してすることで、より志望度が高いということがアピールできるので必ず事前に2つ~3つの質問を用意しておくようにしましょう。
ホテルの面接で印象を悪くしてしまう逆質問例
とはいっても、冒頭でもお伝えしたように、質問の内容によっては逆に面接官の印象を悪くしてしまう場合もあります。
具体的にどんな質問がホテルの面接ではNGなのかと言いますと、次のような質問にあたります。
- ホテル業界は離職率が高いと聞くのですが、御社の場合はどうでしょうか。
- 残業時間はどれくらいになるのでしょうか。また、手当はしっかり出るのでしょうか。
- 有給休暇の消化率はどれくらいになるのでしょうか。
- 人間関係はいいのでしょうか。
- 土日のシフトで休みがもらえることはあるのでしょうか。
こうした労働条件に関することや面接官が答えに困ることや、あなたのホテル業界への消極性が伺えるような質問は避けるべきです。
あなた自身が気になっているところであったとしても、ホテルの面接の場でこういった質問をしてしまうとこの人は本当に常識がある人なのか?本当にお客様の前に出せる人なのか?といった疑念を抱かれてしまうこともあります。
マイナスなことに繋がる質問は、たとえ聞きたいことであっても聞かないというのが鉄則です。
印象をグンとよくする!ホテルの面接なら使いたい逆質問例
では、逆にどういった質問ならホテルの面接官へのアピールに繋がるのか質問例を見ていきましょう。
- いち早く戦力として活躍したいと考えているのですが、だいたいどれくらいで仕事に慣れる方が多いのでしょうか。
- 御社での接客業では、どのような観点から仕事の評価をされているのでしょうか。
- できるだけ早く仕事に慣れたいと考えているのですが、御社がサービススタッフに求めていることや期待されていることにはどのようなことがあるのでしょうか。
- もし御社とのご縁を頂けるのであれば、プランナー職としていち早く活躍したいと考えています。御社ではどんなプランナーの方々が成績が優秀で活躍されているのでしょうか。
- 入社するまでに何が勉強できることややっておくといいというようなことはありますでしょうか。
- 面接官の〇〇様が考えられる御社のホテルのホスピタリティはどういうものだとお考えでしょうか。
こうした質問であれば、あなたの仕事に対してのやる気も見えますし、志望度が高いということも相手に伝わるような内容になっていますよね。
逆質問をするということは、あなた自身のホテルへの志望度の高さをアピールするチャンスでもあるので、これらを参考にしてあなた自身の質問を用意しておいてくださいね。
事前に質問を考えていないと、とっさに聞かれた時に出てこなかったり、NG例のような質問をしてしまったりといったことにもなりかねません。
落ち着いて面接に臨むためにも、事前に準備ができることを徹底的にやっておくということは内定をもらうためには必要不可欠です。
本当に知りたいところは他にある・・・という人へ
でも、本当はもっと知りたいところは他にある・・・、それこそ、NG例で上げたような
- ホテルの仕事のきつさや大変さがどんなところなのか具体的に知りたい
- 残業時間や手当てが出るのか知りたい
- 土日に休みをもらえることがあるのか知りたい
- 有給休暇の取得率はどうなのか、産休育休体制はどうなのかが知りたい
- 自分の経験ではどれくらいの給料になるのかいや過去のボーナス実績が知りたい
といった方が知りたいという人は多いですよね。
こうしたことをホテルの面接の中で面接官にぶつけることはできませんが、転職エージェントを活用すれば求人紹介の時点で事前に職場の内部情報について教えてもらうことができますよ。
事前に良いところも悪いところも踏まえてしっかりと企業について理解ができていれば、転職後にギャップを感じることが少なくはなりますよね。
面接を本当に受けるべきかどうかの判断もできるので、1人で転職活動をするよりも効率的でスムーズに進めていくことができます。
求職者であれば誰でもが利用できて、履歴書や面接対策もしてもらえる上に費用は一切かかりません。