マクドナルドから転職したい・・・
転職エージェントで10年以上、コンサルタントとして働いてきましたが、マクドナルドの社員を辞める人からの相談を受けたこともあります。
一番最近では、マクドナルドの店舗のフランチャイズ化によって、このままこの仕事に就いていても・・・と辞める決断に至る人が多かったですね。
でも、異業種への転職ともなると自分には何ができるのか、何がやりたいのか分からないという人もいました。
ここでは、マクドナルドからの転職する場合に注意したいことや考えられるおすすめの転職先についてまとめてみました。
もうマクドナルドは辞めてもいいという人は、最後まで目を通してみましょう。
目次
マクドナルドを辞めたい!マクドナルドから転職していく人たちに共通すること
あなた自身はどんな思いからマクドナルドを辞めたいと思っていますか?
元マクドナルドの人たちの転職していく理由については次のようなものがありました。
- 人手不足でシフトを組むたびに精神をすり減らし、バイトの穴埋めのために社員ばかりの負担が大きい
- 朝早くから夜遅くまで、時には深夜と働かなければいけない為に、若い時は良くても将来的に働き続けられることが考えられない
- 直営店で働いていたはずなのに、フランチャイズ化されてしまい移った方がいいと言われたことでこのままこの会社にいるべきではないと思った
- 中間のポジションでアルバイトやパート、上司との間での板挟みになることが多く精神的にきつかった など
こうした様々な理由から転職を決断された方が過去にはいました。
あなた自身はどんな理由から転職を考えているのでしょうか。
辞めたいという気持ちにとことん向き合うことで、自分が本当に大切にして働きたいものは何かということが見えてくることも多いので、時間を取ってでも考える時間を作ってみるのがいいですね。
マクドナルドからの転職で押さえておくべきこと
マクドナルドからの転職で、同じ外食産業への転職であれば有利に転職できることも多くなります。
ただ、マクドナルドの社員は外食産業の中でも給与水準が良く、同業他社に転職をすることで逆に給与が下がるといったことになってしまうことは否定できません。
そのため、多くの人がマクドナルドから他業界・異業種への転職を考える人がほとんどですね。
とはいっても、異業種への転職はそう簡単ではありません。
20代半ば以降から即戦力が求められてしまう
未経験者を積極的に採用している企業があっても、未経験なら20代半ばくらいまでの第二新卒がほしいといったところが多くなります。
若ければ未経験であっても教育をして将来的に長期キャリアの形成をはかれることができるので、企業側にもメリットがあるからです。
少なくとも20代であれば異業種への転職は、まだ転職しやすく場合によっては有利に転職するといったこともできるようになります。
しかし、30代以降ともなってくれば、これまでに人を教育したりマネジメントをしてきたかといった経験も問われてきます。
マクドナルドの社員として働きながら、店舗の売り上げ管理をしたり、パート・アルバイトの採用や育成などもしてまとめてきた店長クラスであれば転職自体も有利になることもありますが、もしそうではなく、いち社員として働いてきただけといった場合には厳しい部分もあります。
そのため、あなたがマクドナルドで働いてきた経験の中で、何ができるのかということを具体的に相手企業にアピールする必要が求められてきます。
転職で役に立つスキルを把握しておこう
マクドナルドで働いてきたことを活かして転職するには、まずはあなた自身が自分は何が強みとして持っているのかを把握しておくようにしましょう。
例えば、
- 店の回転率を上げるために常に効率を考えて仕事ができる
- パート・アルバイトの育成のための指導や教育ができ、長く働き続けるために良好なコミュニケーションを取ることを意識して働いてきたので職場の雰囲気作りは得意である
- とにかくお客様が多い店舗で働いていたために、接客スキルが磨かれた など
あなた自身が得意としていたことや、仕事をする中で大切にしていたことの中には必ず強みが隠れています。
これからの方向性を考える上でも転職活動の面接の場においても必要なことになるので、あなたのマクドナルドでの経験を振り返ってみてください。
マクドナルドから異業種へ転職!おすすめの転職先
マクドナルドから実際に異業種への転職を実現させていった人たちは、どんなところへ転職したのか気になりませんか?
あなたの個人的な希望とは違うかもしれませんが、ここでは参考程度にみていきましょう。
飲食店の店舗経営アドバイザー
小売店に対して、店舗のレイアウトからスタッフの接客スキルの教育や指導、店舗全体の数値の改善など、経営に関わる全般を引き受けて課題解決をしていく店舗経営アドバイザーという仕事もあります。
マクドナルドという場所で、接客を続けてきたことや人を指導したり教育をしてきたという経験がアピールに繋げられる仕事です。
小売店のオーナーが持つ課題を解決していく仕事で、二人三脚で深く人と関わった仕事ができますよ。
食品専門商社 ルート営業職
マクドナルドからの転職で同じ外食産業を選ぶ人は少ないのですが、食ということに関連した仕事に就く人は多いですね。
その中でも、食品専門商社のルート営業職に転職をしてスキルアップに成功した人もいます。
精肉店や飲食店、ホテルなどを相手に輸入牛を卸している企業で、既にある取引先に対しての営業になります。
商社への転職で収入もアップした上に、土日祝日が基本的に休みになったために生活が整います。
接客業から営業職へのチャレンジをしたいという人は、選択肢の1つにしてみてもいいですね。
食材宅配サービス会社 営業職
最近は共働き世帯が増えているために食材宅配サービス会社の需要が高まっています。
問い合わせのあった個人宅に訪問して、契約をしてもらうといった仕事に就いた人もいます。
需要自体が増えているので会社としても拡大が見込めますし、異業種からの転職者も多いので転職しやすいところもあります。
マクドナルドからの転職で自分に合う職場を探すために
このほかにも様々なところへ転職を実現させていった人たちがいます。
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