音楽で生きていくということは、そう容易なことではありません。
それでも、ミュージシャンとして活躍することを夢見て努力を積み重ねてきたものの、やはり現実的な壁を感じてミュージシャンからの引き際を意識する人も多いですね。
スタジオミュージシャンとして働いていた方や、フリーで活躍をしていた方まで実に様々な方がいました。
10年以上にわたって転職エージェントのコンサルタントとして働いていましたが、そんなミュージシャンからの相談を受けることもありました。
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ミュージシャンを取り巻く環境は厳しくなるばかり
音楽業界は、今はCDを出してもなかなか売れる時代ではなくなってしまいました。
CDを出して売れるのは、ごく一部のアイドルグループばかりで、ミュージシャンとしての地位を確立するのは昔以上に難しくなっています。
昔、オリコンに入っていたような有名なミュージシャンでさえ、方向転換してバラエティーに進出したり、コンサート収入に力を入れたりとCD以外での収入源を柱にしていたりします。
ミュージシャンとして収入を得続けるということは大変難しく、夢を半ばに諦める若者も多いのが現状です。
ミュージシャンからの転職で押さえておきたいこと
ミュージシャンをいつ辞めるのか…と言うことは難しいところかもしれませんが、ミュージシャンから異業種への転職を考えるのであれば、早い方がいいにこしたことはありません。
中途採用においては、即戦力となるような人材を欲しがる企業が多く、未経験者を採用するならなるべく若い20代半ばくらいまでの人を採用する傾向が強いからです。
もし、ミュージシャンとしての引き際を考えるのであれば、なるべく早いうちに決断するようにしたいところです。
あなたがまだ20代であれば、今からでも十分にキャリアチェンジは可能です。
ミュージシャンの経験が評価されやすいおすすめの転職先
とはいっても、ミュージシャンとして働いてきたのであれば、そのまま活かして働ける仕事はないのが現実です。
ですが、ミュージシャンとして働いてきた経験がアピールできるる職場と考えるのであればその幅は広がります。
ミュージシャンから劇場やホールなどの運営管理業務
ミュージシャンとして働いてきたのであれば、次は、逆に劇場やコンサートホールなどを運営管理を行う側に回るという選択肢もあります。
イベント当日の音響や照明設備のサポートをしながら、イベントを一緒に作り上げていくスタッフとして活躍するというのも面白いかもしれません。
舞台に立ってきたからこそ理解できることもあり、企業側からも経験が評価されやすいところです。
ミュージシャンから芸能マネージャー職へ
芸能マネージャーとして、アーティストやタレントをマネジメントするという仕事もおすすめです。
アーティストやタレントの立場に理解があるということを全面にアピールし、一緒に夢を追いかけていくことにやりがいを見いだせる方なら芸能マネージャーとしての選択肢も面白いかもしれません。
ミュージシャンから映像制作の仕事
ミュージシャンから結婚式などの映像制作を手掛ける企業への転職もおすすめです。
音楽に理解があるからこそ、どんな場面でどんな音楽を使えば盛り上がる映像も作れるはずです。
未経験からの転職者も募集していることも多いので、気になる方は探してみてもいいかもしれません。
ミュージシャンから転職するならプロのサポートを受けよう
あくまでもごく一部の例を見てきましたが、あなた自身がこれまでにどんな経験をしてきたのかによって選択肢は確実に広がります。
求人を探すにあたっては、
- ハローワーク
- 転職サイト
- 転職エージェント
などの探し方がありますが、異業種への転職を考えているのであれば、断然、③の転職エージェントがおすすめです。
転職エージェントでは、コンサルタントがあなたに担当としてついて、求人の紹介から選定、履歴書や面接対策までを一通りサポートしてもらうことができるからです。
ミュージシャンという特殊な仕事だからこそ、その経験が活かせる職場を探すためにも求人の選択肢は多い方がいいですよね。
ハローワークや転職サイトの2倍以上の求人を抱えている転職エージェントなら、あなたに合った求人もきっと見つかるはずですよ。
将来的な転職を考えている人であれば誰もが利用でき、登録からその後のサポートも完全無料でしてもらえるので安心ですよ。
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転職まで手厚いサポートが受けられる!
異業種への転職で必ず必要となってくる、履歴書や面接対策、給与交渉など、コンサルタントがあなたの代わりにしてくれます。さらに、企業の内部情報を徹底的に調べ上げた独自レポートまで用意しているので、企業の実際のところを知った上での転職が可能です。
コロナ禍でも影響を受けていない業界や業種、採用ニーズがむしろ増えている企業などの最新の情報も教えてもらうこともできますよ。