パラリーガルを辞めたい…。
転職エージェントで10年以上、コンサルタントとして働いていましたが、弁護士の補助業務として法律事務に携わってきたパラリーガルを辞めたい…という人からの相談を受けることもよくありました。
法律事務所には、個人事業所が多いためにいわゆる一般企業のような待遇面や常識が通用しないことも多いためです。
中には、パラリーガルとして働き始めて比較的短期間で辞めてしまう人もいるほどで、離職率はそれなりに高い仕事の1つでしたね。
でも、パラリーガルとして専門的な仕事に就いていただけに、
「異業種への転職が本当にできるのか、自分に一体何ができるのか…。」
と不安に思う人も少なくありません。
ここでは、そんなパラリーガルからの転職で押さえておきたいポイントや、経験が評価されやすいおすすめの転職先についてまとめてみました。
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パラリーガルを辞めていく人の理由って?
パラリーガルの仕事をしている人が辞めていく理由には、実に様々なものがありましたが、主に次2つの理由が圧倒的に多かったですね。
専門的な仕事の割りに待遇が見合わない
弁護士と会話ができるくらいの法律の知識が求められたり、時には、顧客との会議にも出席し、裁判所に提出するような専門的な内容の書面を作成したり、給与計算や経理的なことなど非常に難しい専門的な仕事が多くなります。
それにも関わらず、待遇面は一般企業の事務職員と変わらない程度の給料であることも得珍しくはありません。
また、個人事業所で働いている人にとっては、ほとんど昇給することもなく仕事量や専門的な内容の割りに待遇が見合わないと感じる人も少なくありません。
弁護士事務所との人間関係が合わない
働いている弁護士事務所での人間関係が合わない…と感じる人も少なくはありません。
早期に辞めてしまう人の理由で最も多いのは、弁護士との相性が合わない…ということです。
常に一緒に仕事を進めていかなければいけない弁護士との相性が悪いことで、職場で居場所がなく感じてしまうという人もいるようですね。
個人事務所なると家族で経営をしていることも少なくはないため、家族関係の人間関係のわずらわしさを感じる方もいました。
パラリーガルからの転職で押さえておきたいポイント
パラリーガルから他の業界や異業種への転職を考えるなら、押さえておきたいポイントをまとめてみました。
パラリーガルとして持っている能力を把握しておく
中途採用の面接では、あなた自身が何ができるのかが求められ、面接の場でそれを存分にアピールすることが必要になります。
そのため、パラリーガルとして働いてきた経験の中から、あなたが持っているスキルを把握しておくようにしましょう。
例えば、
- 専門的なことでも自ら勉強し覚えることができる
- 仕事に大してマメで事務職能力があるので、難しい事柄でもそつなく冷静に対処することができる
- 時間配分や締め切りを意識した事務処理ができる etc
あなた自身がこれだけは他の人には負けないというものが必ずあるはずです。
こうしたことから、あなた自身が転職市場において本当に戦えると思う場所を探していくのに役立ちます。
また、実際の面接の場面でも、あなた自身ができることをアピールすることで、採用率の向上につなげることができますよ。
異業種への転職なら早い方がいい理由
中途採用の面接では、即戦力となる人がどんな場合においても有利になってきます。
未経験者を採用する場合には、企業側は第二新卒といった20代半ばくらいまでの若い人を希望することも多いので、異業種への転職を考えているのであればなるべく早い方がおすすめです。
また、30代以上ともなってくると、人をまとめたりしてきた管理職経験が問われることもあるので、まだこうした経験を積んだことがないという人は、新天地で将来的に人をまとめる立場にもなりたいとアピールしておくことで内定に繋がりやすくなりますよ。
パラリーガルからの転職で評価されやすいおすすめの転職先
パラリーガルからの転職で評価されやすいおすすめの転職先についていくつかピックアップしてみました。
参考程度にみてみましょう。
パラリーガルから企業の法務担当へ
パラリーガルとして働いてきた専門知識が活かしやすい仕事として、企業の法務担当の仕事があります。
法務担当として法務業務全般を子なうのですが、契約書の管理からリーガルチェックや弁護士や行政期間とのやりとり、企業の訴訟案件の対応などが主な仕事になってきます。
そのため、法律事務所での経験が活かしやすい仕事になるので、求人は少ないものの転職できるチャンスは大きくなります。
また、個人の法律事務所で働いてきた人にとっては、大手企業への転職のチャンスもあるので積極的にチャレンジしてみてもいい分野です。
パラリーガルから特許事務へ
特許事務所では、事務経験があれば採用される企業も多くあり、法律事務所で働いてきた人は事務処理能力が高いため評価されることもよくあります。
ただ、多くの企業では特許事務の仕事に、TOEIC700点以上といった制限が設けられていることもあるので注意しておきたいところです。
英語もできて事務を続けたいという人であれば、さらなるキャリアアップのために特許事務の仕事も考えてみてもいいかもしれませんね。
弁護士・弁護士事務所に対してのマーケティングセールス
弁護士事務所で弁護士と関わり仕事をしてきたという経験を活かして、今度は、弁護士や事務所に対してマーケティングのためのコンサルティングを行うような仕事もおすすめです。
弁護士事務所の課題を把握し、広告戦略やメディア戦略を駆使しながらクライアント獲得アップにつなげるような提案をする仕事です。
事務職から営業職への転職であっても、あなた自身の経験が最大限に活かせる仕事でもあります。
パラリーガルからの転職で最高の職場に出会いたい人へ
パラリーガルから異業種への転職も考えている方は、漠然と転職先を探してしまうと時間と労力があまりにもかかってしまいます。
まずは、しっかりと自分のキャリアの棚卸をして、仕事に何を求めているのか、何を大切に働きたいのかを考えるようにしましょう。
自分の軸が分かれば、どのような企業や転職先を絞り込むことができるようになりますよ。
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