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ひどい!転職エージェントのDODAに登録をしたのに、面談断られた!
実際に、ツイッター上でもDODAに登録したけれど、面談も転職支援も断られたという人は結構います。
転職サイト登録しまっくった。enジャパン、あっとタイプ、DODA、イーキャリア、マイナビ、リクナビ、パソナ。イーキャリアはスカウトが結構とんでくるよー。マイナビは全然こないな・・DODAとパソナはマッチするものがありませんと断られたw これらの対応みても、会社の裏側が見えるかも。
— らう (@rau2rau2) February 9, 2010
ツイッターや口コミではこうした投稿が見られることは多いです。
DODAに限らずではありますが、転職エージェントに登録したけれど面談を断られてしまうことって、結構、「あるある」だったりするんです。
某転職エージェントでコンサルタントとして働いてきた経験からお伝えできる、エージェントの裏側まで大暴露してしまいましょう。
DODAはひどい?DODAに面談を断られてしまう理由って何?
では、DODAに面談を断られてしまう理由には一体何があるのでしょうか。
経歴から判断して企業に紹介できる人材ではない
転職エージェントもいち民間企業ですから、ボランティアで転職支援を行っているわけではありません。
求職者には企業の求人を、企業側には人材を紹介して、求職者が転職をした後に紹介料として企業側からもらっている仕組みになっています。
だから、企業側に紹介できるような人材、要するに、企業側は紹介料を払ってまで採用しようと思える人材ではなかった場合には、登録があっても面談をお断りすることはよくあります。
ツイッター上でもこんなつぶやきも実際にありました。
https://twitter.com/est_b2230/status/1056477179494580225
そうなんです。
この通り、これまでの経験やスキルに乏しい場合は断るのですが、キャリアとしての実績ができてきたり、案件をたくさん紹介できるという状態の時にはすぐに連絡を取りたがるものなんです。
だって、その方がコンサルタントは求職者側に求人も紹介しやすいですし、何より求めている企業がある状態ですから、転職をしてもらって紹介料が発生する可能性が高くなるからです。
転職回数が多い・空白期間があるという人は要注意
職歴としてまだ若いにも関わらず、転職回数が多い人や、何もしていない空白期間がある場合も必ず企業側から突っ込まれることになるので断わる場合が多いです。
実際に、冒頭でご紹介したこちらのつぶやき。
DODAエージェントの支援断られたなそういや。惨めすぎて仕事辞めたとき並に死のうかと思ったわ のこのこ生きてるけど
— (旧)鴨井@💍〆 (@quack2quack2) June 24, 2018
DODAは、3カ月だけの空白期間でもお断りしているということになります。
結構、転職エージェントの中でもその基準は厳しい方なのかなという印象はありますね。
正社員としての経験がない人も断られやすい
アルバイトなどの経験しかないという人も断られやすいですね。
多くの企業は、正社員として継続的にキャリアのある人をできるだけ採用したいというところが多いので、フリーターをずっと続けているという人はなかなか厳しいところになります。
サポートをしても結局企業側から断られてしまう人は、サポートをしないということもありえます。
マッチングする案件がそもそもない
求職者側が希望しているような仕事にマッチするような求人がない場合もお断りします。
当然、お互いに時間を使って面談をしたところで、求職者が希望している求人がなければそのまま転職サポートを続けていても時間の無駄になってしまいますよね。
その場合は、扱っている求人で興味があるものはないかヒアリングしたり、ない場合は、電話の時点でマッチする案件がないということを伝えてお断りすることもありますね。
転職エージェントに出回らないような求人もあったりするので、特殊な仕事を希望している場合は難しいこともあることを心得ておいた方がいいでしょう。
転職時期が先過ぎる
登録はしておいたけれど、転職する時期自体が1年以上先といったような人もお断りすることは多いですね。
だいたい、登録があってから2~3カ月で次の転職先を決めていくという人が多いので、今ある求人を紹介したところで、転職が1年以上も先の人だとすれば意味がないからです。
求人状況はその時々で流動的に変わっていきますから、また時期が来てから面談しましょう!といったように一旦はお断りするのです。
DODAで面談を断られた場合はどうすればいいの?
では、DODAに登録をしたもののその後、DODのコンサルタントから面談を断られた場合にはどうすればいいのでしょうか。
転職エージェントは複数登録するのが鉄則
実際には、他の転職エージェントで断られたけれど、DODAが拾ってくれたというような人もいます。
エージェント、マイナビとパソナに断られたけど、DODAとリクナビが拾ってくれた
プライベートオファーも奇跡的にきてくれたけど。。。。オープンオファーに応募したいのです
まだ仕組みがよくわからない— LAmantLIma (@LAmantLIma) February 18, 2016
実は、転職エージェントによって扱っている求人は全く異なってくるので、紹介できる案件がたくさんあるエージェントもあれば、全くないところもあったりします。
だからこそ、転職エージェントは複数登録をして紹介を受けることが必要になってきます。
DODAで断られたのであれば、王道の リクルートエージェント はせめて登録しておきたいところですね。
後は、リクルートエージェントとはタイプの違う求人を扱っている、パソナキャリア なんかも登録しておくと案外いいかもしれません。
余談ではありますが、DODAは数年前にインテリジェンスという企業が運営していたのですが、テンプホールディングスが買収して、現在はパーソルという名前になって運営されているんです。
その買収劇があった際に、優秀なコンサルタントが数多く退職したのを個人的に知っています。
それもあって、DODAで断られても問題はないといいますか、他の優秀なコンサルタントがいるエージェントを使っていけば問題ないですよ。
転職サポートを受けずに転職しよう!
それでも、面談を取り合ってくれないというような場合には、もはや転職エージェントでのサポートができない状態なのかもしれません。
複数登録をしてみたけれどどこからもお声がかからないという状態の人は、サポートを受けずに自力で転職活動を進めていきましょう。
悲しい現実かもしれませんが、そうしていくしか方法はありません。
まずは、いくつかの転職エージェントに複数登録してみてサポートしてくれるようなところがないか反応を待ってみてくださいね。