新入社員で自分の上司がとにかく怖いタイプの人にあたってしまったという人もいるのではないでしょうか。
あまりにも怖い上司だと、緊張から震えてしまったり、怒られて泣きそうになってしまうということもあるかもしれません。
自分には何でこんなに怖い上司がついてしまったんだろう…。
と半ば、自分の置かれている状況に嫌気がさしてしまうということもあるかもしれませんね。
私も昔、新卒で入った会社で震え上がるほど怖い女性上司と一緒に仕事をすることもあったので、あなたの気持ちがよく分かります。
その怖い女性のせいで何人もの新入社員が辞めていったのをこの目で見てきたくらいです。
そんな私の経験からも伝えられる、「怖い上司とうまくやっていくための方法」についてまとめてみました。
新入社員が怖すぎる上司とのうまくいくやっていく方法
なぜ私は怖すぎる上司の元でも生き残ることができたのか?
私が新入社員の頃に怖すぎる上司の元で心掛けていた考え方や行動についてご紹介します。
1人の人間として上司を客観的に冷静に分析してみる
まずは、その怖い上司に対して、上司ではなく一人の人間としてみるようにしてみましょう。
少し冷静になって上司を見ることで、
- 言っている内容は正しいけれど、言い方がきつかったり、感情的になりやすく言葉のチョイスが悪いだけ
- 見た目が強面なだけ
- 新入社員に対して早く成長して結果を出してほしいという思いが強すぎる
- 上司自信も上からのプレッシャーを受けて苦しい立場に置かれている
といったことが分析できたりすることもあります。
そうすると、ただ単純に怖い上司から違った見方ができるようになってくるので、上司とのコミュニケーションも徐々にしやすくなってきます。
いつも怒っていて怖いから近づきたくないと自分から壁を作るのではなくて、相手のことをまずはあなた自身も理解しようと努力をした上で付き合うようにするといいかもしれません。
上司の言っていることの半分は聞き流す
とにかく怒鳴り散らしたり、周りにあたり散らすタイプの上司であれば、その人の言っている半分は聞き流すくらいの気持ちでいるのがいいでしょう。
仕事でミスをして注意を受けた場合には、あなたに必要な重要なポイントだけを受け入れて後の汚い言葉は聞き入れないようにしてみてください。
怖い上司の言っていることをすべて受けてしまうことで、あなたの心が潰れてしまうということもありますから、なるべく言葉半分に聞き入れて自分の心を防御してくださいね。
自分の仕事に対する姿勢も見直してみること
怖い上司はあなたに早く成長してほしいからこそ、熱が入って怒ってしまうこともよくあるものです。
その度合いが普通の人よりもかなり強い人もいるので、とにかくあなた自身も仕事に対する姿勢を見直して必死にくらいついていくくらいの気持ちも必要です。
もしかするとあなたにも至らないところがあり、もっと良くなってほしいから怒っているということもありますし、注意を受けたことはすぐに改善してうまくできるようにしたいですね。
上司は基本的に仕事に対してやる気のない部下は嫌いですから、とにかく前向きに仕事に誠実に向き合うことです。
既に一生懸命仕事をしているという人は、その調子で率先して仕事を覚えるように努力していきましょう。
信頼できる人と仲間を作っていく
職場の中であなた自身が信頼できると思う人や、コミュニケーションが取りやすいという人と仲良くし、仲間を作っていくことも大切です。
私の場合は、同期がいてくれたおかげで苦難を乗り越えていくことができたと思っています。
相談しあえる仲間を作り、お互い支え合いながら怖い上司の元でも頑張っていくと、いつかきっとそんな時期もあったのと思える日が来るものですよ。
個人的にも信頼でき相談できる仲間がいたからこそ、怖い上司がいてもやって行けたと思いますし、その怖い上司の元で頑張り続けることができたからこそ、あの人以上に怖いものはないという境地に至っています。
あなた自身の器を広げる意味でも、あなたの人生の中に怖い上司が登場しているのかもしれません。
無能な上司ほどいなくなる!上司が変わることもある
職場によりけりではありますが、1年もすると上司も異動で入れ替わったりすることはよくあるものです。
私も実際に1年もすれば、上司が異動になって他の上司に変わりました。
その上司が無能であれば、会社も同じポジションに置き続けるということは考えにくいので、怖い上司ともいつかはお別れできると思っていると少しは気が楽になるのではないでしょうか。
パワハラを受けているなら職場環境の見直しを
上司とのうまくいく付き合い方を見てきましたが、上司によっては、あなたの人格否定をするような言葉を使ったり、自分の感情でとにかく当たり散らしている人もいるかもしれませんね。
完全にパワハラであると思えるようなことをされているのであれば、職場環境を見直してみる必要もあるかもしれません。
あなたがこれまでに受けてきたパワハラの実態についてを記録し、会社に相談できる機関があれば相談をしてみてもいいかもしれません。
私自身、新卒の頃に怖すぎる上司の元で一緒に働いていた同期が心と身体を壊して次々に辞めていく状況も見てきました。
そうなる前になるべく対処できるようにしたいものですね。