転職エージェントで10年以上、コンサルタントとして働いてきましたが教室長・スクールマネージャーの仕事から転職を考える人もいました。
でも、学習塾・英会話教室・資格取得スクールなどの教室長として働いてきた経験を、どんなところで活かせるのか分からないし、実際に転職ができるのか不安な思いを抱えている人も少なくはありませんでした。
でも、心配する必要はありません!
これまであなたが教室長としてマルチタスクをこなしてきたのであれば、転職先によってはよりかなり条件のいいところへの転職も現実的には可能です。
ただし、あなたの経験を活かすも殺すもあなた次第。
ここでは、教室長からの転職で注意したいことや、具体的にどんな職場で活躍できるのかについてご紹介していきます。
本気で教室長からの転職を考えている人は参考にしてみてくださいね。
目次
教室長から転職をしていく人たちの理由って?
教室長からの転職をしていく人たちの理由は実に様々なものがありました。
- 生徒に合わせて夜型の勤務になってしまう為に、働き方自体を見直したい
- 生徒や受講生の減少から教室の存続が危ういところまで来ている
- 新しく講師やスタッフが入っても指導・教育をした頃にすぐに辞めてしまい教室長としての負担が大きい
- 残業が多く給料が仕事の割りに合っていないので転職したい
- 本社からの圧力・プレッシャーが厳しく辛い など
本当に教室長として働いている人の抱えている悩みは様々でした。
あなた自身はどんな思いから教室長からの転職を考えているのでしょうか。
辞めたいという気持ちにまずは向き合うことは、あなた自身が本当に人生に求めているものに気づくきっかけにもなります。
これからご自身の方向性を考えていくためにも、まずはあなたの今の気持ちに向き合う時間を持つようにしてくださいね。
教室長からの転職で気を付けたいこと

これから教室長から転職するにあたって、押さえておくべきことをまとめてみました。
同じ教育業界であれば評価はされやすいところもありますが、異業種ともなると即戦力とはならない為に企業によっては転職自体が厳しいという場合もあります。
異業種からの転職は20代前半が有利になる傾向に
企業の多くが未経験者を採用するのであれば、少なくとも20代前半の第二新卒が欲しいといった希望を持っていることがほとんどです。
そのため、業種によっては年齢というところで落とされてしまうということも少なくはありません。
ただし、教室長として働いてきたという経験は、アピールの仕方によっては非常に有利になることも多くなります。
マネジメント能力を活かして働ける転職先は多い
実は、多くの企業で転職者に求めることの1つに、人を教育したりまとめたり、全体を管理したりといったマネジメント能力があります。
教室長として教室の売り上げ管理や人を育成したりまとめたりといったことをしてきた人は、異業種であっても転職先によって評価はかなり高くなります。
また、場合によってはマネージャーとして別の業界での転職が決まるといったケースもよくあり、今以上に条件のいいところで働ける可能性も十分にあります。
ただし、履歴書や面接の中でこれまで教室長として働いた経験の中から、転職希望先にどうアピールするかによって変わってくるので事前対策はしっかりとしておきたいところです。
教室長として転職でアピールできることを知っておこう
これから転職活動をしていくにあたって、教室長として具体的に何ができるのか、何がアピールできるのかということを事前に把握しておくと転職先も選びやすくなりますし、転職活動もスムーズに進めていけますよ。
例えば
- 教室長として教室の売り上げ管理を行い、どうすれば利益が上がるのかということを日々PDCAを回しながら仕事をすることができる
- 部下の育成に携わってきた中で、売り上げを伸ばすために具体的にどうすればいいのかを自ら考えさせられるような指導の仕方ができるようになった
- どうすればより多くの生徒・受講生が集まるのかを考えたイベントやセミナーなどの企画・実行などができる など
あなたが経験してきた中で「強み」となることはないか、今の仕事を振り返って普段から何を大切にして働いているかや、どんなことを考えて動いているか見つめなおしてみてください。
教室長の仕事はマルチタスクを同時並行で進めているので、アピールの仕方によっては企業からの評価もぐんと上がります。
教室長からの転職でおすすめの転職先

では、実際に教室長からの転職でおすすめの転職先にはどんなところがあるのでしょうか。
一人一人希望の働き方は違いますが、ここでは、私が過去に転職サポートをしてきた人で実際に室長から転職に成功した転職先になってきます。
人材紹介会社のマネージャー職
人材紹介会社では、異業種からの転職者を積極的に採用している企業の1つです。
室長として人材の管理や運営・マネジメントに関わってきた経験も活かして、マネージャー職として転職に成功した人もいます。
いきなりマネージャー職として転職後に働けりう企業もあれば、最初はいち営業マンとして1年くらいの営業成績を見た上でのマネージャーポジションへの配属といったところもありました。
人を扱うといった意味では、教育業界の仕事ともつながる部分もあるので相性はいい転職先です。
医療法人の採用人事
医師や看護師はどこの病院でも人手不足な影響で、医療法人が対策本部を設置して医師や看護師の採用に力を入れているところも増えてきています。
教室長の仕事から採用人事への転職をした人も過去にはいました。
教室運営などのマネジメントスキルがあれば、医療法人などからも信頼を置いてもらえるところはありますよ。
医療法人は基本的に土日祝日が休みになるため、シフト勤務できつかった人にとっては働きやすい職場環境になるはずですよ。
学校法人事務職
人気があるので倍率は高くはなりますが、教室長の経験を活かして大学などの事務の仕事へ転職をする人も多いですね。
IT・学習支援サービス 法人営業
また、教育業界で働いてきた経験を活かして、今度は逆の立場で新しい学習支援サービスの導入などのコンサルティングを行う法人営業に携わっている人もいます。
国の教育改革などの影響から小学校や中学校・高校などの教育自体が変わり始めているため、それに合わせた支援事業も増えているのでこの分野はこれから期待できるところもありますよ。
教室長からの転職で最高の職場を探すコツ
教室長からの転職先を有利に進めていくなら、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

エージェントでは、あなたの希望や経験を聞いたう企業側との採用ニーズをすり合わせ求人を紹介してもらえるので効率的に転職活動を勧められまs。
転職サイトやハローワークの約2倍以上の求人をエージェントが抱えているので、表には出ないような管理職などの条件のいいポジションの求人も見つかりますよ。
教室長としての立場に価値を見いだしてくれる企業も見つけられるはずです。

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コロナ禍でも影響を受けていない業界や業種、採用ニーズがむしろ増えている企業などの最新の情報も教えてもらうこともできますよ。