「測量士をもう辞めたい・・・」
転職エージェントで10年以上、コンサルタントとして働いてきたのですが、意外にも測量士からの転職相談も受けることもありました。
特に、測量士として働き始めて3年目くらいの人が一番多かったのですが、ある程度働いてきたところで自分には向いていないと見切りをつけてしまうところがあるようです。
異業種への転職ともなると測量士としてのスキルをすべて活かして働くことはできないために厳しいところもありますが、決してできないわけではありません。
ここでは、測量士から異業種へ転職する場合の注意点と実際に転職した人がどんなところへ転職したのか見てみましょう。
途中、厳しいこともお伝えしていくことにはなるため、本当に測量士を辞めてもいいと考えている人以外は読まないでくださいね。
異業種への転職なら「正社員マッチング」
「正社員マッチング」では、希望条件やこれまでのキャリアからあなにピッタリの「全国各地の優良企業×正社員求人」を紹介。
面接に落ちないか心配な人でも、履歴書・職務経歴書の添削から面接対策まで徹底しているので安心です!
まずは、アドバイザーとの30分~の無料電話相談であなたの仕事のお悩みから伝えてみましょう。
\登録からその後のサポート、内定をもらった後も費用がかかりません/
測量士を辞めたい!測量士から転職していく人たちの理由とは?
測量士の仕事を辞めていく人たちに多い理由には次のようなものがありました。
体力的にきつく続けていけない
測量士として働き始めた人がまず思うのが、体力が必要な仕事だということです。
一日中外で重たい測量機器を持ち歩かなければいけないので、夏場などでの作業は特に体力的にきつく感じてしまうものです。
また、現場によっては山地だったり、早朝から深夜までの作業をしなければいけないこともあったりとかなりハードな場合もあります。
測量士の仕事がここまで大変だと思わずに働き始め、ギャップを感じて辞めてしまう人が多いですね。
給料が安く将来性がない
大手企業の測量士であれば、比較的収入も高いのですが、中小企業の場合には30代でも年収400万円いかない人もいたりとその差は大きいものです。
そのため、職場によっては給料が安く昇給もあまり見込めないために、将来性がないといって辞める人もいます。
測量士としての需要が減ってきている
10年ほど前に公共事業が見直されたことの影響を受けて、数多くの測量会社が潰れてしまったということがありました。
そこから、右肩下がりで測量士の需要は減っていて、測量士の数自体も減ってきています。
実際に国土交通省が出している資料で確認してみると、平成16年ごろ堺にして測量士の登録者数がかなり減少していることも分かります。
国土交通省:http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo14_hh_000731.html
測量会社の経営者自体が高齢になってきていて、仕事自体も少ない上に、入札自体も赤字ラインでギリギリの状態で受託するということも少なくありません。
今後も測量士を取り巻く環境は厳しいことから、今のうちに異業種へ転職をしておきたいという人は多いですね。
測量士から異業種へ転職する場合に注意したいこと
測量士として違う測量会差hに転職をするのであれば、これまでのスキルをそのまま活かして働けるため転職自体もしやすいのですが、異業種への転職ともなるとなかなか厳しいところはあります。
転職をするならできるだけ早い方がいい
未経験者を歓迎している求人も見かけることはありますが、そのほとんどが20代半ばくらいまでの第二新卒を希望しています。
若年層を採用すれば、長期キャリアを形成していくことができるので企業側にはメリットも大きくなります。
測量士としてあなたがどれだけ経験を重ねてきていたとしても、30代、40代ともなってくると異業種への転職では有利にはなりません。
本気で測量士を辞めて業種を変えたいと思うのであれば、なるべく早いうちに決断をして新天地で経験を積むのが理想的です。
測量士として転職活動でアピールできるスキルを把握しておくこと
測量士から異業種への転職は、技術がそのまま活かせるわけではありませんから、あなたの経験の中からアピールできることを知っておく必要があります。
例えば、測量士として持っているスキルには次のようなことが考えられます。
- 観測調査をどうすれば効率的に行えるか事前に計画を立て、測量機器の種類や容量などを確認し調達したり、人員の調整をしたりといったことをしていたため、段取りを組んで計画的に仕事を進めていくことが得意です。
- 寒い時期や真夏の炎天下でも野外で長時間の作業をしてきたため、体力と忍耐力には自信があります。
- 広大な土地で地道なデータを拾っていく作業をしてきたことで、集中してコツコツと仕事に取り組むことができ細かいことも苦にはなりません。
こうした経験の中からあなたができること、強みとしていることを伝えることで転職活動においてアピールになり、異業種への転職も十分可能になります。
異業種への転職で不採用が続いてしまい転職活動が長期戦になってしまう人のほとんどが、これができていないことがほとんどです。
測量士からどんなところへ転職しているの?
実際に元測量士の人がどんなところへ転職していったのか気になる人もいるのではないでしょうか。
あなたの希望とは異なるかもしれませんが、今後の参考に見ておきましょう。
測量士から転職をして自分に合う職場を見つけるコツ
測量士を辞めて本当に自分に合う職場を探したいという方は、まずは、自分が何を大切にして働きたいのか、何に興味があるのかを明確にしましょう。
そのうえで、自分の軸に沿っている業界や業種を絞り込んで活動していけば、高率的に自分に合う職場に出会うことができるようになりますよ。
全国対応で企業の紹介が可能!
紹介可能な求人数は35,000件以上(2023年10月時点)、利用者満足度95%以上(※Renxa株式会調査)の正社員マッチングならあなたが次に受けるべき企業を紹介。
アドバイザーが電話であなたの希望やこれまでのキャリア、転職の悩みを聞いてくれ、あなたの強みに合った企業の求人をピックアップしてくれます。
履歴書や職務経歴書対策もバッチリ!
選考の通過率をアップさせるため、履歴書や職務経歴書などの応募書類の添削はもちろん、面接対策も実施てくれるので、面接に落ちないか不安な人も安心です。
登録後には、アドバイザーと30分~の無料の転職お悩み電話相談ができ、その後のサポート、内定をもらった後も料金がかかることは一切ありません。
\まずは、アドバイザーにあなたの希望条件や転職の悩みから伝えてみましょう/